離婚か続けるか迷うとき|別居・再構築という選択肢
今回は「離婚するか、このまま続けるか」で迷っているときの考え方について説明していきます。
結論から言うと、選択肢は二択だけではありません。別居や、関係を再構築(さいこうちく)する方法もあります。再構築とは、ルールや関わり方を作り直して、関係を立て直すことです。
「離婚するほどではないけれど、このままもしんどい」と感じている時期は、とても苦しいものです。
もくじ
【図】「離婚か続けるか」の間にある選択肢
今の関係を、見直す
距離を置いて、考える
問題を認めて、変えていく
取り決めを整理して、進める
どれを選ぶかは、ふたりが決めることです。
「離婚か続けるか」だけではない
「離婚するか、このまま続けるか」の二択で考えてしまい、どちらもしっくりこない方は、たくさんおられます。
だからこそ「別居する」「関係を再構築する」「ルールを作り直す」という選択肢も、知っておいてほしいと思います。
別居という選択肢
「とりあえず距離を置きたい」という気持ちは、自然なものです。
別居する場合も「今後どうするか」を少し考えておくと、あとが楽になります。生活費や子育ての分担を、なんとなく決めてしまうと、あとでトラブルになりやすいからです。
「やっぱり戻りたい」となったときのために、戻る条件を先に決めておく方法もあります。
関係を再構築する選択肢
相手の言動で傷ついた経験や、不信感があっても「離婚せずに関係を修復したい」という方もおられます。
そのとき「修復」と「ただ我慢して続ける」は、まったく違います。修復とは、問題を認めて、変えていくプロセスです。我慢して続けるだけでは、同じことが繰り返されやすくなります。
修復に必要なのは、まず「何がどうだったのか」を落ち着いて整理することです。次に「今後どうするか」を、具体的なルールとして決めます。「二度としない」という口約束だけでは、不安が残ります。
この整理は、ふたりだけでは難しいことが多いです。第三者が間に入ると、お互いが落ち着いて話せる場を作れます。
はっきりしない時期だからこそ
「はっきりしない」時期は、焦る気持ちが出てきます。でも、この時期は、じっくり考えるための大切な時期でもあります。
お互いが「どうしたいのか」を丁寧に聴き合うと、後悔しにくい選択ができるようになります。一人で抱え込まず、信頼できる相手と一緒に考えてください。
なお、暴力や強い恐怖がある場合は、話し合いよりも安全の確保が先です。その場合は、DV相談窓口などの専門の窓口に相談してください。
こんなケースがあります
迷っている理由は、人によってさまざまです。あくまで、よくあるパターンの例です。
- 家事や育児の負担が偏っていて「限界」と感じている側と「そこまで思っていなかった」と感じている側がいるケース
- 仕事が忙しく、気づけば、ふたりで話す時間がなくなっていたケース
- 親や親族との関わりかたで、意見が合わなくなっていたケース
- お金の使い方や、価値観の違いが、少しずつ積み重なっていたケース
どのケースでも「どちらが悪いか」よりも「何が、いちばんつらかったのか」を知ることが、はじめの一歩になります。
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まとめ
- 選択肢は「離婚」と「続ける」の二択だけではありません。
- 別居する場合も「今後どうするか」を考えておくと、あとが楽になります。
- 修復とは、問題を認めて、変えていくプロセスです。
- はっきりしない時期は、じっくり考えるための時期です。
何を決めればいいのか分からない方へ
Re:lation(リレーション)は、話し合いに第三者が入り、ふたりそれぞれの話を聴いたうえで、合意づくりまでを支える意思決定サポートです。
初回相談(50分)は無料です。今の状況を、そのままお話しください。
※本サービスは、法律相談・医療行為・診断を行うものではありません。
法的書類の作成代行は行いません。
この記事を書いた人
太田 瑠美・太田 基次(モラハラ解決相談所 Re:gene(リジェネ)所長・副所長)
Re:lation は、Re:gene が運営しています。2015年から、夫婦関係のご相談を2,500件以上お受けしてきました。元被害者と元加害者の夫婦として、ふたりの「どうするか」を支えています。