別居・離婚を考えたとき、先に整えておくこと|安全・お金・住まい・子ども
今回は、別居や離婚を考えたときに、先に整えておくことについて説明していきます。
結論から言うと、いちばん先に考えるのは、あなたと子どもの安全です。そのうえで、お金、住まい、仕事、子どものことを、少しずつ整えていきます。
逃げることは、負けではありません。自分や子どもを守るための選択は、勇気のいる決断です。
もくじ
最優先は安全
暴力がある、物に当たる、脅しの言葉が出る、子どもに手が向いている。そのような場合は、話し合いよりも、安全の確保を先にしてください。
あなた自身や、子どもの心身が限界に近いときも同じです。眠れない、食べられない、学校に行けないなどの変化が出ていたら、早めに助けを求めてください。
相談できる窓口があります。
- DV相談ナビ:0570-0-55210(全国どこからでも、最寄りの窓口につながります)
- DV相談プラス:0120-279-889(電話は24時間。チャット相談は、受付の時間帯が決まっています)
- 警察:危険があるときは110番
- 法テラス:0570-078374(無料の法律相談や、費用の立て替えの案内があります)
別居と離婚の違い
別居は、夫婦関係はそのままで、別々に暮らすことです。距離が取れるので、まず安全を確保でき、冷静に考える時間も生まれます。
離婚は、法的に夫婦関係を解消することです。新しい生活を始められますが、手続きや経済面の不安があります。
一般的には、まず別居から始めて、先のことをゆっくり考える方法が選ばれています。別居しても状況が変わらないときに、離婚を検討できます。
準備しておきたいこと
状況によって必要な準備は違います。主なものは次のとおりです。
- 記録を残す:日記、メッセージ、写真など。あとで話し合いや手続きが必要になったときに役立ちます
- お金の準備:引っ越し費用と、当面の生活費。自分名義の口座に、少しずつ蓄える方法もあります
- 住む場所:実家、友人宅、賃貸住宅、公営住宅、シェルターなど。シェルターでは、スマホの使用などに制限があることもあります
- 仕事:パートや資格取得、ハローワークの職業訓練など
- 子どものこと:転校や転園の手続き、年齢に合わせた説明
- 専門家への相談:弁護士など。法テラスを使うと、無料相談の案内を受けられます
お金の支えになる制度
別居中でも、収入の多い側に生活費を請求できる場合があります(婚姻費用)。離婚後は、子どもの養育費を請求できる場合があります。
ほかにも、児童扶養手当、生活保護、公営住宅の優先入居、ひとり親向けの就労支援などの制度があります。内容や金額は、お住まいの市区町村の窓口で確認してください。
子どもへの伝え方
離婚や別居を決めたら、子どもにも話してあげてください。
小さい子には「パパとママは別々に住むことにしたの。でも、あなたのことは大好きだよ」というように、シンプルに伝えます。大きい子には「一緒に暮らすのが難しくなったの。でも、あなたのせいではないよ」と伝えます。
大切なのは、次の4つです。子どもは悪くないと伝えること。どちらの親も子どもを愛していると伝えること。うそをつかないこと。相手の悪口を言わないこと。。
ひとりで抱え込まない
別居や離婚は、簡単に決められるものではありません。お金、世間体、子ども、ひとりになる不安。たくさんの心配があって当然です。
頼れる先は、窓口、警察、弁護士、相談員、信頼できる友人など、ちゃんとあります。ひとりで抱え込まないでください。
対立がなく、お互いに話し合える状態で取り決めを整理したい場合は、Re:lation もお手伝いできます。
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まとめ
- まず、あなたと子どもの安全を最優先にします。
- 別居から始める方法が、一般的に選ばれています。
- お金、住まい、仕事、子どもの準備を、少しずつ整えます。
- 使える制度や窓口があります。
- ひとりで抱え込まないでください。
何を決めればいいのか分からない方へ
Re:lation(リレーション)は、話し合いに第三者が入り、ふたりそれぞれの話を聴いたうえで、合意づくりまでを支える意思決定サポートです。
初回相談(50分)は無料です。今の状況を、そのままお話しください。
※本サービスは、法律相談・医療行為・診断を行うものではありません。
法的書類の作成代行は行いません。
この記事を書いた人
太田 瑠美・太田 基次(モラハラ解決相談所 Re:gene(リジェネ)所長・副所長)
Re:lation は、Re:gene が運営しています。2015年から、夫婦関係のご相談を2,500件以上お受けしてきました。元被害者と元加害者の夫婦として、ふたりの「どうするか」を支えています。