パートナーが子どもを連れて出て行ったとき|「勝ち負け」で考えない
今回は、パートナーが子どもを連れて出て行ったときの考え方について説明していきます。
結論から言うと「勝ち負け」で考えると、子どもに会えなくなるおそれがあります。要求をすべて受け入れる必要はありませんが「子どもに会えること」を最優先にして、妥協点を探すことが大切です。
「相手の要求が理不尽に思える」「でも、子どもに会いたい」と感じている方に向けて書いています。
もくじ
「勝ち負け」で考えると、会えなくなる
子どもを連れて出て行かれたとき、多くの人が「勝ち負け」で考えてしまいます。「相手の要求は理不尽だ」「自分は悪くない」という気持ちが出てくるのは、自然なことです。
でも、相手が「この人とは話し合えない」と感じると、弁護士を立てて法的に争う流れになりやすくなります。そうなると、面会交流(めんかいこうりゅう)の頻度が限られたり、関係が悪化したりすることもあります。
「勝つこと」と「子どもに会えること」のうち、あなたにとって本当に大切なのは、どちらでしょうか。
相手の側から見えていること
相手が子どもを連れて出て行ったのは「もう限界だった」からかもしれません。
怒鳴る、責める、無視する、不機嫌な態度で家の空気を重くする。自分では暴力や暴言ではないと思っていても、家族にとっては「怖い」と感じる場合があります。とくに子どもは、親の顔色をうかがって緊張することがあります。
相手の要求の背景には、理由があるかもしれません。見方を変えると、要求の意味が見えてくることがあります。たとえば、養育費の金額は、子どもの生活費のためかもしれません。面会交流を少なくしたいのは、子どもがまだ不安を感じているためかもしれません。謝罪を求めるのは、相手が傷ついているためかもしれません。
まず「子どもに会える」ことを最優先にする
相手の要求が理不尽に見えても、まずは「子どもに会える」ことを最優先にします。
そのうえで、妥協できる部分を探します。
すべてを受け入れるのではなく「妥協点を探す」のです。
- 養育費が高すぎると感じるとき:自分の収入に合った金額を、根拠とともに提案する
- 面会交流が少なすぎると感じるとき:最初は月1回から始めて、様子を見ながら増やす
- 要求が不当に思えるとき:第三者を交えて話し合う
第三者が入ると、妥協点が見つかりやすい
ふたりだけで話し合うと「あなたが悪い」「いや、あなたが悪い」となり、話し合いにならないことがあります。
第三者が中立の立場で入ると、お互いの気持ちを整理して、着地点を探しやすくなります。
Re:lation では、ふたりそれぞれの話を別々に聴くことから始めて、そのあとに合同の話し合いへ進みます。
子どもに会えることが、あなたの幸せ
子どもの笑顔を見ること、成長を見守ること。それが、あなたにとって大切なことのはずです。
「勝ち負け」にこだわって会えなくなるよりも「子どもに会える」道を選んでください。
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まとめ
- 「勝ち負け」で考えると、子どもに会えなくなるおそれがあります。
- 相手の側から見えていることにも、目を向けます。
- まず「子どもに会える」ことを最優先にします。
- すべてを受け入れるのではなく、妥協点を探します。
- 第三者が入ると、着地点が見つかりやすくなります。
何を決めればいいのか分からない方へ
Re:lation(リレーション)は、話し合いに第三者が入り、ふたりそれぞれの話を聴いたうえで、合意づくりまでを支える意思決定サポートです。
初回相談(50分)は無料です。今の状況を、そのままお話しください。
※本サービスは、法律相談・医療行為・診断を行うものではありません。
法的書類の作成代行は行いません。
この記事を書いた人
太田 瑠美・太田 基次(モラハラ解決相談所 Re:gene(リジェネ)所長・副所長)
Re:lation は、Re:gene が運営しています。2015年から、夫婦関係のご相談を2,500件以上お受けしてきました。元被害者と元加害者の夫婦として、ふたりの「どうするか」を支えています。